【複合外転テスト】 背臥位にて行い、肩甲骨下角を固定し、肩甲骨の動きを完全に取り除き、肩関節を外転させる。肩甲骨をロックした状態で、肩の可動性を見る。また小・中学生等のウェイトトレーニングのやり過ぎで、筋が固すぎる事が原因と疑ったときに使うこともできる。屈曲した際に肩が耳につかないようであれば異常である。 【水平屈曲テスト】 背臥位にて行い、肩甲骨下角を把持するよう固定し、肩甲骨の動きを完全に取り除き、肩関節を水平屈曲させていく。可動性の基準としては、肘が自分の鼻を通る正中線を越えて反体側まで届くことである。正中線まで行かない人は肩関節の可動域が減少していることを示し、ストレッチングをして可動性を出してあげる事が必要である。 |