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頸肩腕症候群の説明                        



 

 頸肩腕症候群

頸肩腕症候群の定義はまだ無く、以下は頸肩腕症候群の中でも職業のみに絞った頸肩腕障害の定義である。

業務による障害を対象とする。すなわち,上肢を同一肢位に保持または反復使用する作業により,神経・筋疲労を生じる結果起こる機能的あるいは器質的障害である。
ただし,病像形成に精神的起因および環境因子も関与も無視しえない。

従って,本障害には従来の成書に見られる疾患(腱鞘炎,関節炎,斜角筋症候群など) も含まれるが,大半は従来の尺度では判断しにくい性質の健康障害であり,新たな観 点に立った診断基準が必要である。

頸肩腕症候群は筋力や運動不足の起因がほとんど無く、大抵は肩や頸に負担をかけての反復動作が原因となっている。
高年齢や慢性的に痛みを我慢してきた人などは、やや症状が長引く傾向にある。

胸郭出口症候群と同じ意味に捉えられることがあるが、胸郭出口症候群は腕神経叢や血管の圧迫によって引き起こされる障害であり、痺れやだるさ、痛みの症状が現れる。
頸肩腕症候群は背中や頸などにも痛みが起きたり、自律神経症状が現れることや精神症状が現れることもある。胸郭出口症候群の検査所見では説明できない症状が起こる。