投球肩やテニスやバレーボールなど運動を行っている方へ 肩のみならず肘や体幹を守るための肩ストレッチを紹介します。
肩関節・肩甲帯周囲の複合的ストレッチ
このストレッチにおけるポイントは、図にあるように、押さえる手の指の使い方にある。 親指でしっかりと前腕を押さえて肘を屈曲させる。また、しっかりと胸を張ることを忘れずに行う。このストレッチでは、上腕三頭筋や広背筋を中心に肩関節周囲筋をストレッチすることができる。
このストレッチは、肩関節の後方にある筋肉などの軟部組織を伸ばすためのストレッチである。ポイントとしては、側臥位になりストレッチをする際に、体が自然に後ろに傾いていかないことである。勿論、このストレッチをすると患者様の中には、肩の前方などに痛みが出現する方がいる場合がある。その場合は、体の傾きや押さえる手の力を調節し、過度の痛みが出ないようにすることが必要になる。