投球肩やテニスやバレーボールなど運動を行っている方へ
肩のみならず肘や体幹を守るための肩の筋力訓練を紹介します。
肩甲帯周囲の筋力トレーニング
下の写真のトレーニングは、両上肢を広げて、肩甲骨を脊柱に近づけるように意識して行う。その後、写真9のようなポジションで10秒〜20秒程度保持する。
これを複数回繰り返し行う。座位で行うことも可能であるが、腹臥位の方が安定している分、肩甲骨の運動を意識しやすい。
このトレーニングでは、背部に存在する僧帽筋や菱形筋を中心とした肩甲骨周囲筋の筋力強化になる。角度を変えて行うことで、鍛えたい筋肉を強調して強化することも出来る。
翼状肩甲が存在したり、徒手筋力測定を行った際に肩甲骨が胸壁から浮いてきてしまうような症例には、良い筋力トレーニングになる。
 
 
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