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ACL損傷による影響や二次損傷                        



 

 

ACL損傷による問題点☆

膝関節の不安定性によるスポーツレベルの低下

 不安定な膝関節では、giving way(膝くずれ)がおきたり、膝に水が溜まりやすくなり、プレーのレベルが制限される。

 

不安定性によって起こる二次損傷

 ACLの機能が失われると膝関節の他の構成物、なかでも半月板損傷を合併しやすくなる。半月板が損傷されると膝の引っかかり感が出現したり、この結果、関節表面の軟骨が傷んだりして、膝関節全体が傷んでくる。半月板損傷は傷んだ部分を切除したり縫合したりして治癒可能だが、関節表面の軟骨は一旦損傷されると元通りになることはない。

ACL損傷時に最も繁雑に起こる臨床症状は膝屈曲30°〜10°での脛骨の前方内旋亜脱臼現象(前方内旋不安定症:anterior internal rotatory instability)であり、膝くずれ(giving way)として患者が最も怖がる現象でありスポーツ活動を大きく制限する。


☆問題点の抽出☆

①心身機能・身体構造

・複合損傷

・不良なアライメント(malaligment

・炎症症状(疼痛・腫脹・熱感)の遷延

・筋力低下(extension lag、膝屈曲域での屈筋筋力の低下)

・関節可動域制限(特に膝伸展制限)

②活動

・日常生活活動の制限

・スポーツ動作の制限

③参加

・職業

・復帰目標のスポーツ種目やポジション

④環境因子と個人因子

・スポーツレベル

などなど・・・