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ACL損傷の発生の原因と概要                        



 


ACL損傷発生の概要☆

ACLの主な機能→脛骨が大腿骨に対して前方へ引き出される動きを制御する

ACLは、脛骨が内旋すると緊張し、外旋すると緩むと考えられているが、実際の受傷機序をみると、脛骨外旋時に膝関節外反を伴って(knee-in)損傷していることが多い。これはroof impingmentL字型に折り曲げられ緊張が高まる)ため、膝関節伸展を強制されると、ACLの緊張は高まる。

 

 

 

ACLは、大腿四頭筋と拮抗的に働くことがいわれ、大腿四頭筋の収縮力は脛骨を前方に引き出しACLに緊張を加える。一方、ハムストリングスは脛骨を後方に引きつけ、ACLと同じような働きをする。

 膝関節45°あるいは30°から完全伸展しようとするとACLへの緊張が増加し、90°での等尺性収縮では脛骨には前方引き出し力が最小になる。


 

 

 

※〈具体的なACL損傷の受傷機転〉

①下腿の外反外旋により内側側副靱帯損傷に合併して起こるもの。

②急激なストップやジャンプの着地の際に大腿の外旋または下腿の内旋に膝外反が加わったときに起こるもの。

③前方よりタックルを受けたときのように膝の過伸展によるもの


外後方から脛骨上端へタックルを受けたときのように脛骨上端外側の前方移動強
で起こるもの