・ACLの主な機能→脛骨が大腿骨に対して前方へ引き出される動きを制御する ・ACLは、脛骨が内旋すると緊張し、外旋すると緩むと考えられているが、実際の受傷機序をみると、脛骨外旋時に膝関節外反を伴って(knee-in)損傷していることが多い。これはroof impingment(L字型に折り曲げられ緊張が高まる)ため、膝関節
ACLは、大腿四頭筋と拮抗的に働くことがいわれ、大腿四頭筋の収縮力は脛骨を前方に引き出しACLに緊張を加える。一方、ハムストリングスは脛骨を後方に引きつけ、ACLと同じような働きをする。 膝関節45°あるいは30°から完全伸展しようとするとACLへの緊張が増加し、90°での等尺性収縮では脛骨には前方引き出し力が最小になる。 ※〈具体的なACL損傷の受傷機転〉
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