<実習の内容> 【見学実習】一年次 見学実習は、基本的に見学するだけです。 理学療法士(作業療法士)の仕事とはどのようなものかを、実際に目で見て体験することです。 しかしながら、バイザー(指導者)から知識を求められることも多く、ただ見学しているだけではいけません。 バイザーの手の動きや介助時の位置取りなど真似をしましょう。何となくやる気のある学生だと思われます。 見学実習は、礼儀やマナーさえしっかりしていれば怒られることはありません。 【評価実習】二年次 評価実習は、実際に患者さんに触れる実習です。 筋力・可動域の評価や、神経・靱帯などの特殊テストを行います。 評価をするだけではなく、それを複合して治療をおこなうためのプランを立てる必要もあります。 礼儀やマナーは当然として、療法士としての知識が必要になります。 知識が無い学生は帰らされることもあり、実習不合格になる場合もあります。 最低限MMTやROMは完ぺきにしていないと話になりません。 もし、患者さんからお菓子やお金をもらったら正直にバイザーに言いましょう。だいたいそのまま貰えます。 【臨床(総合)実習】三年次 臨床(総合)実習は、患者さんを実際に治療する実習です。 患者さんを2~5人ほど任される場合があり、全員についてのレポートを連日書かされます。 評価は適正か、治療方法は違ってないか、患者さんへの対応や説明は十分か・・・などなど 知識はあっても患者さんへの説明不足や対応の違いで、患者さんからのクレームで実習不合格になってしまうこともあります。 療法士としての素質が試されます。 レポートのために資料をたんまり用意しておきましょう。可能ならば先輩方のレポートのデータをもらい、それを参考にレポート作成すれば時間を大幅に短縮できます。 コピペは案外バレませんがほどほどにしましょう。 |